早慶上智MARCH 私大文系学部 合格必勝法

大学受験
パパ
パパ

私大文系学部を志望している受験生と保護者向けに役立つ情報をまとめました。

私大文系学部は英語の配点比率が高いか?

私立文系学部の英語の配点比率が高いことは聞いたことのある方も多いと思いますが、大学別・学部別・入試方式別に比較してよく見てみた方は意外と少ないかもしれません。

私大文系学部は英語の配点比率が一般的に高いと言えます。英語の配点比率が高い入試方式の場合、5割を超える場合もざらにあります。

ただし、以下の例のように、大学別、学部別、入試方式別にけっこう幅があることが分かります。

  • 青山学院経済学部経済学科 個別学部A方式

英語:150点

歴史:100点

    → 英語配点率は60%(150/250)

  • 慶應経済学部 B方式

英語:200点

歴史:150点

小論文:70点

    → 英語配点率は48%(200/420)

  • 早稲田教育学部 一般選抜方式

英語:50点

歴史:50点

国語:50点

    → 英語配点率は33%(50/150)

早稲田教育学部の英語配点比率は特に高い訳ではないのね。

上記の3つの例では、青学が60%、慶應が48%、早稲田が33%という英語配点比率になっています。ここでお伝えしたいことは、英語配点比率に関して、青学が高い傾向にある、早稲田が低い傾向にある、という事ではなく、同じ大学でも学部や入試方式によってまちまちである、という事実です。

例えば、同じ早稲田であっても、以下の例のように英語配点比率に大きな差があることが分かります。

  • 早稲田商学部 一般選抜地歴公民型

英語:80点

歴史:50点

国語:50点

    → 英語配点率は44%(80/180)

  • 早稲田教育学部 一般選抜

英語:50点

歴史:50点

国語:50点

    → 英語配点率は33%(50/150)

早稲田商学部は48%、早稲田教育学部は33%。この差はかなり大きいと思います。早稲田商学部は私大の経済商学系の学部の中で最も偏差値が高い(河合塾偏差値で70程度)学部ですが、英語が得意な受験生であれば、早稲田教育学部(河合塾偏差値で65~67.5程度)よりも合格確率が高くなるといえそうです。

私大文系学部の受験に成功するための必勝法を以下にまとめます。

  1. 私大文系学部で得点配点比率が高い英語を得意科目にすること
  2. そのうえで、英語の得点配点比率の高い大学、学部、入試方式を受験すること

この2点は、受験生にとってメンタル面でも極めて重要なポイントだと思います。得点比率の高い英語が得意であることの優位性が自信を生み、英語の得点配点比率が特に高い大学・学部・入試方式を敢えて選んで受験しているという戦略性が安心感を生み出します。

保護者の方もこのような入試事情を理解して、受験生をフォローしてあげることが厳しい大学受験を乗り切るための有効策といえます。

今後も私大文系受験生に有用な情報を随時更新していく予定です。

大学受験
パパ

「親子で学ぼう!受験と教育に役立つブログ」を通じて、受験生、お父さん、お母さんに受験や教育に役立つ情報を分かり易くお届けします。

中学生、高校生、大学生の4人の子供達のパパ。
英検1級/TOEIC945点/米国MBA

パパをフォローする
親子で学ぼう!受験と教育に役立つブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました