大学入学共通テスト(以下「共通テスト」)が導入される2021年度入試。早稲田大学の入試がどう変わるのか学びましょう!
※2020年4月25日時点最新情報

2019年4月に高校2年生になった僕は、共通テストが始まる2021年1月に受験することになるよ。最難関大学で、私大の雄といわれている早稲田大学に行きたい!

共通テストが始まる2021年度入試。早稲田大学の入試がどう変わるのか調べてみよう。
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政治経済学部
2019年11月15日の公表内容により、英語4技能試験の合否判定への利用をやめることになりました。また学部独自試験の配点を85点から100点に、試験時間を90分から120分に変更します。
一般入試
【各学科共通、合計200点満点】
- 大学入学共通テスト:100点(4科目25点ずつ)
- 外国語(英語、独語、仏語のいずれかを選択):25点
- 国語:25点
- 数学Ⅰ・数学A:25点
- 選択科目(以下いずれか1つを選択):25点
- 地理歴史:「世界史B」「日本史B」「地理B」から1科目
- 公民:「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から1科目
- 数学:「数学Ⅱ・数学B」
- 理科:「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目、あるいは「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目
- 学部独自試験:100点
共通テストの配点は全体の50%
政治経済学部の一般入試では、200点満点のうち共通テストは100点、つまり、全体の50%を占めます。
受験科目は、次の4科目で、それぞれ25点の配点となります。
- 「英語(独語、仏語も選択可)」
- 「国語」
- 「数学(Ⅰ・A)」
- 「選択科目」
「選択科目」は次の4つからいずれか1つを選択します。
- 地理歴史:「世界史B」「日本史B」「地理B」から1科目
- 公民:「現代社会」「倫理」「政治・経済」「「倫理、政治・経済」から1科目
- 数学:「数学Ⅱ・数学B」
- 理科:「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目あるいは「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目

早稲田大学 政治経済学部の受験科目は4科目。国数英の3科目を基本とする私大文系学部より受験科目が多いのが特徴。

選択科目に数学(Ⅱ・B)を選べば、共通テストで受験する科目は、英、国、数(Ⅰ・A、Ⅱ・B)の3科目で受験することもできるのね。

国公立大学との併願で数学が得意な人なら、数学(Ⅱ・B)を選択してもいいね。私大文系を第一志望にしている人は、英語、国語、社会の3科目受験が基本だから、地歴公民を選択するのが手堅い。
学部独自試験はどのような試験なのか?
『大学入試英語成績提供システム』の稼働延長が発表されたことに伴い、学部独自試験の配点が85点から100点に、試験時間が90分から120分に変更となりました。
学部独自試験の特徴は次のとおりです。
- 日英両言語による長文を読み解いたうえで解答する形式とし、記述解答を含む。
- 英語4技能のうち、「書く」能力を問う問題を設ける予定
- 従来の一般試験における「英語」や「国語」の試験と異なるため、科目名称は「総合問題」とし、試験時間は120分間
- 総合問題のサンプル問題はこちらへ。サンプル問題は2020年7月末日までを目途に更にもう1問の追加公開を予定
一般入試の募集人員は減少
2021年度入試における政治経済学部の募集人員は300名です。従来の募集人員450名から150名減少となります。
従来 | 2021年度一般入試 | 増減 | |
A | B | B-A | |
政治学科 | 150名 | 100名 | △50名 |
経済学科 | 200名 | 140名 | △60名 |
国際政治経済学科 | 100名 | 60名 | △40名 |
学部合計 | 450名 | 300名 | △150名 |
【参考】政治経済学部の2020年度一般入試の結果速報(人)
募集人員 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 | |
政治学科 | 150 | 1,354 | 209 | 6.5 |
経済学科 | 200 | 2,391 | 322 | 7.4 |
国際政治経済学科 | 100 | 930 | 109 | 8.5 |
合計 | 450 | 4,675 | 640 | 7.3 |
大学入学共通テスト利用入試
従来から実施している大学入試センター試験利用入試については、2021年度以降も「大学入学共通テスト」を利用した入試として引き続き実施されます。
共通テスト(5教科6科目)の成績のみで合否を判定します。
- 国語
- 地歴・公民
- ①世界史B、②日本史B、③地理B、④現代社会、⑤倫理、⑥政治・経済、⑦倫理、政治・経済から1科目
- 数学
- 数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B
- 理科
- ①物理基礎、②化学基礎、③生物基礎、④地学基礎から2科目または①物理、②化学、③生物、④地学から1科目
- 英語
下表のとおり変更されます。
従来 | 2021年度一般入試 | 増減 | |
A | B | B-A | |
政治学科 | 25名 | 15名 | △10名 |
経済学科 | 35名 | 25名 | △10名 |
国際政治経済学科 | 15名 | 10名 | △5名 |
学部合計 | 75名 | 50名 | △25名 |
この募集人員の変更について、早稲田大学 政治経済学部は以下の通り説明しています。
政治経済学部では、多くの留学生をはじめとしたマルチカルチュアルな教室環境を実現するため、英語学位プログラムを充実させるとともに、各種入試制度を拡充しており、今回の募集人員の変更はこれらを整理するものです。

政治経済学部の一般入試と大学入学共通テスト利用入試は、いずれも募集人員が減るので、合格を勝ち取るのが更に厳しくなります。
【参考】政治経済学部の2020年度センター利用入試の結果速報(人)
募集人員 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 | |
政治学科 | 25 | 454 | 98 | 4.6 |
経済学科 | 35 | 1,525 | 303 | 5.0 |
国際政治経済学科 | 15 | 318 | 76 | 4.2 |
合計 | 75 | 2,297 | 477 | 4.8 |
法学部
2021年度の早稲田大学法学部入試については、一般入試と大学入学共通テストの得点のみを利用する入試について、次のとおり公表されています。
一般入試
一般入試の科目は従来通り
従来どおりの科目での学部独自試験が実施されます。
- 外国語:90分/60点
- ①英語、②独語、③仏語、④中国語のいずれか1科目
- 国語:90分/50点
- 国語総合、現代文B、古典B
- 地歴・公民または数学:60分/40点
- ①世界史B、②日本史B、③政治・経済、④数学(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B)のいずれか1科目を選択
- 外国語で②~④の科目を選択する受験者は、大学入学共通テスト(共通テスト)の当該科目を受験すること。共通テストの外国語配点(200点)を法学部の外国語配点(60点)に調整して利用する。
【参考】法学部の2020年度一般入試の結果速報(人)
募集人員 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 | |
法学部 | 350 | 4,058 | 664 | 6.1 |
大学入学共通テスト利用入試
現在実施されている大学入試センター試験利用入試については、2021年度入試では、大学入学共通テストの得点のみを利用した入試として継続実施されます。留意点は以下とされています。
- 英語はリスニングを含む配点200点をそのまま利用する。英語外部検定試験は利用しない。
- 利用可能な教科・科目は、大学入試センター試験利用入試から変更はない。5教科6科目(必修5教科5科目+選択1科目)
配点 | 科目 | |
外国語 | 200 | 次のうちから1科目 ①英語②ドイツ語③フランス語④中国語 |
国語 | 200 | 国語 |
地歴・公民 | 100 | 次のうちから1科目 ①世界史B②日本史B③地理B ④現代社会⑤倫理⑥政治・経済 ⑦倫理、政治・経済 |
数学 | 100 | 数学Ⅰ・数学A |
理科 | 100 | ①物理基礎②化学基礎③生物基礎 ④地学基礎から2科目 あるいは ⑤物理⑥化学⑦生物⑧地学から1科目 |
教科 | 配点 | 科目 |
地歴・公民 | 100 | 次のうちから1科目 ①世界史B②日本史B③地理B ④現代社会⑤倫理⑥政治・経済⑦倫理、政治・経済 |
数学 | 100 | ①数学Ⅱ・数学B②簿記・会計③情報関係基礎 |
理科 | 100 | ①物理基礎②化学基礎③生物基礎 ④地学基礎から2科目 あるいは ⑤物理⑥化学⑦生物⑧地学から1科目 |
【参考】法学部の2020年度センター利用入試の結果速報(人)
募集人員 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 | |
法学部 | 100 | 1,905 | 466 | 4.1 |
商学部
2019年11月1日に文部科学省から、「大学入試英語成績提供システム」導入延期についての発表がありましたが、商学部では、当初の予定どおり英語4技能試験を利用した入試を実施します。
センター試験利用入試は廃止
センター試験利用入試(募集人員80名)については、2020年度入試(2020年4月入学)における募集が最後となり、2021年度入試以降は募集が停止となります。

商学部では、2021年度入試以降は共通テストの得点のみを利用した入試は実施されません。法学部とは対応方針が異なります。
一般入試
早稲田大学商学部の一般入試では、
- 「英語4技能テスト利用型」
- 「地歴・公民型」
- 「数学型」
の3種類の入試方式が新設・実施されます。
英語4技能テスト利用型
- 出願要件
- 英検準1級以上またはTOEFL iBT72点以上の基準を満たす者
- 試験概要
- 一般入試での「外国語」、「国語」、「地歴・公民または数学」の合計点(200点満点)に英語4技能テストの結果に応じて加点
- 配点
- 外国語:80点/国語:60点/地歴・公民または数学:60点/英語4技能テスト:5点
- 選択科目
- 世界史B、日本史B、政治・経済、数学(数学Ⅰ・Ⅱ・A・B<確率分布と統計的な推測を除く>)から選択
- 英語外部検定試験の有効期間
- 出願開始年月より2年遡った月の翌月初日(例:出願期間が2021年1月に開始する場合、2019年2月1日)以降に受験した試験の結果を有効とする。
- 英語外部検定試験の加点方法
英検 | TOEFL iBT | 加点方法等 |
1級合格 | 95以上 | 5点 |
準1級合格 | 72~94 | 0点 |
2級合格以下 | 71以下 | 出願不可 |

加点5点の英検1級合格には大学2年生レベルの英語力が必要です。募集人員が30人と少ないこともあり、英語4技能テスト利用型で受験するかは慎重に考えた方がよさそう。
地歴・公民型
- 試験概要
- 「外国語」と「国語」に加えて、「世界史B」「日本史B」または「政治・経済」の中から1科目を選択して受験する
- 配点
- 外国語:80点/国語:80点/地歴・公民:60点

英語4技能型では外国語の配点比率が高いけれど、地歴・公民型は、外国語と国語の配点比率が同じ80点ずつ。地歴・公民の配点は外国語・国語より少ない60点だよ。
数学型
- 試験概要
- 「外国語」と「国語」に加えて、「数学」(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B<確率分布と統計的な推測を除く>)を必ず受験する
- 配点
- 外国語:60点(素点80点×75%)/国語:60点/数学60点

数学型の配点は、外国語、国語、数学で60点ずつ。得意科目が数学なら他の2つの試験方式よりも有利になる。
募集人数は地歴・公民型が最も多い
2021年度入試における商学部の募集人数は次のとおりです。
- 英語4技能型 ・・・ 30名
- 地歴・公民型 ・・・ 355名
- 数学型 ・・・ 150名

募集人員は試験方式の違いで大きな差があるんだね。
教育学部
2021年度入試における早稲田大学教育学部の一般入試については、2019年7月16日の公表内容において、「従来通り」の試験内容と公表されています。
一般入試
3教科型の独自試験を継続
従来通り、「外国語」「地理歴史・公民」または「理科」、「国語」または「数学」の3教科型の独自試験が継続されます。
各教科における選択科目等についても変更はない、と公表されています。
<文科系(A方式)>
- 外国語(90分/50点)
- 英語、独語、仏語、から1つを選択
- 国語(90分/50点)
- 国語、現代文B、古典B
- 地歴または公民(60分/50点)
- ①世界史B、②日本史B、③地理B、④政治・経済、から1つを選択
<理科系(B方式)>
- 外国語(90分/50点)
- 英語、独語、仏語、から1つを選択
- 数学(120分/50点)
- 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B(確率分布と統計的な推測を除く)
- 理科(60分/50点)
- ①世界史B、②日本史B、③地理B、④政治・経済、から1つを選択

理科系は数学が120分と長く、数学Ⅲも出題されるんだね。
共通テスト、英語外部試験は利用しない
大学入学共通テスト、英語外部検定試験は利用しません。
2022年度以降は引き続き検討
2022年度以降は引き続き検討を行う、変更がある場合もない場合も、決定次第改めてお知らせする、と公表されています。
社会科学部
大学入学共通テスト利用入試
社会科学部では、これまで実施してきた「大学入試センター試験利用入試」については、従来の大学入試センター試験に代わって実施される「大学入学共通テスト」(共通テスト)を利用した入学試験を継続して実施します。
- 英語外部検定試験は利用しない。
- 利用可能な教科・科目は従来から変更なし。
- 5教科6科目:必須科目5教科5科目+選択1科目
- 外国語/125点
- 英語、独語、仏語、中国語、韓国語から1つを選択
- 国語/100点
- 国語
- 地歴または公民/100点
- ①世界史B、②日本史B、③地理B、④現代社会、⑤倫理、⑥政治・経済、⑦倫理、政治・経済から1つを選択
- 数学/100点
- 数学Ⅰ・数学A
- 理科/100点
- ①物理基礎、②化学基礎、生物基礎、④地学基礎から2科目または①物理、②化学、③生物、④地学から1科目
次のうち1科目を選択(ただし必須科目で選択したものを除く)
- 地歴・公民/100点
- ①世界史B、②日本史B、③地理B、④現代社会、⑤倫理、⑥政治・経済、⑦倫理、政治・経済から1つを選択
- 数学/100点
- 数学Ⅱ・数学B
- 理科/100点
- ①物理基礎、②化学基礎、生物基礎、④地学基礎から2科目または①物理、②化学、③生物、④地学から1科目
一般入試
社会科学部の一般入試の試験科目は以下の通り変更されます。
外国語 | 国語 | 地歴・公民 または数学 | |
2021年度 以降 | 変更なし | 変更なし | 従来の科目のうち、「政治・経済」が対象外になる |
2020年度 以前 | 英語 (コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、 英語表現Ⅰ・Ⅱ) | 国語 (国語総合、現代文B、古典B) | 次のうちから1つを選択 ①世界史B ②日本史B ③政治・経済 ④数学(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B<確率分布と統計的な推測を除く>) |

社会科学部では、一般入試の選択科目から「政治・経済」が対象外になるよ。
国際教養学部
2019年11月1日に文部科学省から、「大学入試英語成績提供システム」導入延期についての発表がありましたが、国際教養学部では、当初の予定どおり英語4技能試験を利用した入試を実施します。
一般入試
国際教養学部では、一般入試について、従来の方式を取りやめ、2021年度入試より、「大学入学共通テスト」、「学部独自試験(科目:英語)」、「英語外部検定試験(加点方式)」の合計点により選抜する方式に変更します。
1)大学入学共通テスト
- 国語(必須):配点50点
- マーク式問題の配点(200点満点)を学部の定める配点(50点満点)に換算します。
- 選択科目(以下いずれか1科目を選択):配点50点
- 地理歴史「世界史B」「日本史B]「地理B」
- 数学「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B」
- 理科「物理」「化学」「生物」「地学」
2)学部独自試験(英語):配点80点
- 1時限:Reading 90分
- 2時限:Writing 60分
3)英語外部検定試験:配点0~20点
- 試験の種類は、「英検」、「TOEFL iBT」、「IELTS(Academic)」の3つ
- 出願開始年月より2年遡った月の翌月初日(例:出願期間が2021年1月に開始する場合、2019年2月1日)以降に受験した試験の結果を有効とする。
CEFR | 英検 | TOEFL iBT | IELTS (Academic) | 加点 |
C1以上 | 1級合格 | 95以上 | 7.0以上 | 20点 |
B2 | 準1級合格 | 72~94 | 5.5~6.5 | 14点 |
B1 | 2級合格 | 42~71 | 4.0~5.0 | 7点 |
A2以下 | 準2級以下 | 41以下 | 3.5以下 | 0点 |
― | 未提出 | 未提出 | 未提出 | 0点 |
※スコアが未提出でも出願は可能です。
各入試制度の募集人員
一般入試も含めた各入試方式の募集人員が2021年度以降に変更されます。
入試制度 | 2020年度まで | 2021年度以降 |
一般選抜(現行の一般入試) | 150名 | 175名 |
大学入学センター試験利用入試 | 50名 | 廃止 |
AO入学試験(4月入学:国内選考) | 125名 | 100名 |
AO入学試験(4月入学:国外選考) | 100名 | 100名 |
AO入学試験(9月入学) | 125名 | 150名 |
指定校推薦入試 | 若干名 | 約25名 |

センター試験利用入試は廃止になり、共通テストのみを利用する入試は実施しないよ。
文化構想学部・文学部
2019年11月1日に文部科学省から、「大学入試英語成績提供システム」導入延期についての発表がありましたが、文化構想学部・文学部では、当初の予定どおり英語4技能試験を利用した入試を実施します。
一般入試
外国語、国語、地歴の3教科
- 外国語(90分/75点)
- 英語、独語、仏語、中国語、韓国語から1つを選択(ただし、英語以外を選択する場合、共通テストの当該科目の配点を75点に調整して利用)
- 国語(90分/75点)
- 国語総合、現代文B、古典B
- 地歴(60分/50点)
- ①世界史B、②日本史B、から1つを選択
一般入試(英語4技能テスト利用型)
英語4技能テスト+国語、地歴の2教科
- 英語4技能テスト
- 出願時にテストスコアを提出
- スコアは「出願開始年月日より2年間遡った月の翌月初日以降」に受験したものが有効
- テスト種別の基準点は次表のとおり
技能 | TEAP – | TEAP CBT | IELTS | 英検 | TOEFL iBT | ケンブリッジ 英検 | GTEC CBT |
総点 | 280 | 470 | 5.5 | 2200 | 60 | 160 | 1100 |
Reading | 65 | 110 | 5 | 500 | 14 | 150 | 250 |
Listening | 65 | 110 | 5 | 500 | 14 | 150 | 250 |
Writing | 65 | 110 | 5 | 500 | 14 | 150 | 250 |
Speaking | 65 | 110 | 5 | 500 | 14 | 150 | 250 |
- 国語(90分/75点)
- 国語総合、現代文B、古典B
- 地歴(60分/50点)
- ①世界史B、②日本史B、から1つを選択
大学入学共通テスト利用入試
一般入試の外国語、国語の2教科+共通テストの指定科目
- 外国語(90分/75点)
- 英語、独語、仏語、中国語、韓国語から1つを選択(ただし、英語以外を選択する場合、共通テストの当該科目の配点を75点に調整して利用)
- 国語(90分/75点)
- 国語総合、現代文B、古典B
- 指定の共通テスト試験科目(50点に換算して利用)
- 地歴・公民
- 「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」
- 数学
- 「数学Ⅰ・A」(記述式含む)「数学Ⅱ・B」
- 理科
- 「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目、または「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目
- 地歴・公民
スポーツ科学部
従来の「一般入試」および「センター試験利用入試」を再編成し、大学入学共通テストを利用する「一般選抜」および「共通テスト利用入試」とする。
一般入試(共通テスト+小論文)
現行の一般入試(定員100名)、センター利用入試「センター+一般方式」(定員50名)に当たるものです。
1.大学入学共通テスト 2教科2科目/合計200点
- 外国語「英語(リスニング含む)」:100点
- 国語「国語」または数学「数学Ⅰ・数学A」:100点
2.学部独自試験(小論文):50点
※「小論文」の得点が基準点に満たない場合は不合格となる。
・150名
共通テストのみ利用入試
現行のセンター利用入試「センターのみ方式」(定員50名)に当たるものです。
1.大学入学共通テスト 4教科4科目/合計500点
共通テストの得点を次の配点に換算する。
- 外国語「英語(リスニング含む)」:200点
- 国語「国語」:100点
- 数学「数学Ⅰ・数学A」:100点
- 選択科目(以下いずれか1つを選択):100点
- 地歴・公民「世界史B」「日本史B」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から1科目
- 理科「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目、または「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目
・50名
共通テスト利用入試(共通テスト+競技履歴)
現行のセンター利用入試「競技歴方式」(定員50名)に当たるものです。
1.大学入学共通テスト 3教科3科目/合計400点
共通テストの得点を次の配点に換算します。
- 外国語「英語(リスニング含む)」:200点
- 国語「国語」または数学「数学Ⅰ・数学A」:100点
- 選択科目(以下いずれか1つを選択):100点
- 国語「国語」※
- 数学「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」から1科目※
- 地歴・公民「世界史A」「日本史A」「地理A」「世界史B」「日本史B」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から1科目
- 理科「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目、または「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目
※国語「国語」または数学「数学Ⅰ・数学A」で選択しなかった科目を選択
2.競技歴調査書:200点
・50名

早稲田のスポーツ科学部は共通テストを利用できる入試方式が3つあるのか。
出典:早稲田大学ホームページ「学部入試情報 入試の変更点」
指定校推薦入試
校内選考で選出されることで、ほぼ100%合格となる指定校推薦入試ですが、早稲田大学では2021年度の指定校推薦入試より「大学入学共通テスト」のうち英語、国語、数学(Ⅰ・A)の受験が必須になります。
ただし、共通テストの成績は入学手続きの一環として提出を求められますが、指定校推薦入試の合否には影響しません。

合否に影響しないのは良かったわ。
政治経済学部、法学部、文化構想学部、文学部、教育学部、商学部、基礎理工学部、創造理工学部、先進理工学部、人間科学部、国際教養学部

看板学部の政治経済も対象になっているんだね。
出願時期(11月)、合格発表時期(12月)は概ね現行どおりです。
詳細は、2020年7月上旬までに各指定校宛に送付される入試要項を確認しましょう。


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